2001.04.05 16日目

・清明(シーミー)・・・※1

※1
「先祖を敬う日」らしい。
前に聞いた話だと、お墓の前に親戚一同集まり大宴会が開かれる、
ということだったが、雨のせいか、時間が違うのか、近所のお墓
ではやっていなかった。
でも、外人墓地に新しい花が多かったような・・・。

★買ってきたお弁当
 沖縄のお弁当文化は、本土とかなり違う!
 特徴としては、
 1.量が非常に多くて安い。
 2.ごはんの上にも構わずおかずが乗っている。
 といったところだろうか。お弁当屋さんもたくさんある。

 例えば、今日は、近所の「姉妹弁当」という店で買ってきたが
 まず、店の雰囲気がすさまじい!
 外から見ると、小さくて静かで「ほんとにやってるの?」って感じ
 なのだが、一歩中に入ってみると・・・!
 狭いカウンターの中で4-5人のおばちゃんがひしめきあい、
 ガンガン炒めたり揚げたり焼いたりして、できたおかずを「詰め係」
 のおばちゃんが非常にアバウトにお弁当箱にどんどん入れてる。
 あまりにアバウトに入れているので、同じ値段のお弁当でも微妙に
 おかずの組み合わせが違っているのだが、買う方(土地柄港湾作業員
 のおじさんたちばかり)も細かいことは気にせず、悩んだりもせず、
 詰められるそばから手に取って買っていく。
 お昼時に行ったためか、この一連の流れの間、殆ど誰も口を聞かない。
 料理しているおばちゃんたちも、「詰め係」のおばちゃんも、レジの
 おばちゃんも、黙々とお弁当を流している。お客のおじさんたちも、
 黙々と買っている。クールである。

 私もできるだけクールなおじさんたちに習い、また、流れを止めて
 しまってはいけないと焦って、手近にあったお弁当を購入。
 これがまた。
 ごはんが大盛りの上に野菜のチャンプルーと魚の竜田揚げのような
 モノとミートボールが乗っている。(従って自ずとお弁当箱のフタ
 はかなり持ちあがっている)他にもコロッケとか、厚揚げと大根の
 煮物とか、卵焼きとか、その他いろいろ、ソーメンチャンプルーま
 で入って(スギヤマが食べきれるギリギリの量。相当苦しんで食べ
 た)なんと\400! 

 もちろん、那覇にもコンビニとかほっかほっか亭とか普通にあるが、
 「街のお弁当屋さん」はちがう。。。